詩「虹の橋」

「虹の橋」

天国には「虹の橋」と呼ばれる場所があります。

飼い主にこよなく愛されていた動物は全て、この虹の橋に集まります。
誰もが皆、走り回ったり遊んだり出来るよう、ここには草原や小高い丘があります。
食べ物も飲み水も豊富にあり、太陽が暖かく照り付けてとっても心地よい場所です。

病気や老いで弱っていた動物たちは、全て元の元気な体に戻ります。
傷ついたり体が不自由だった動物たちも、全て健康で活力に満ちた体を取り戻します。
それはちょうど、飼い主がペットが元気だった頃を懐かしむときの姿です。

動物たちは皆満ち足りており、何の不満もありません。
でも、たった一つだけ、気がかりなことがあります。

それは一緒に虹の橋に連れてくることの出来なかった、飼い主であるあなたのことです。
動物たちはみんな仲良く集まってはしゃぎ回りますが、
そのうちふと足を止めて遠くを見つめるときが来るでしょう。

やがて瞳がらんらんと輝き、体が震えだしたかと思うと、
突然仲間のもとから離れて緑の草原を駆け抜け、飛ぶように走りに走るのです。

そう、あなたを見つけたのです。

特別な感情で結ばれたあなたと友達は、とうとうこの場所で再会を果たし、
もう二度と別れることのない新たな出会いに胸を躍らせます。

友達はあなたの顔にキスの雨を降らせ、
あなたも懐かしい友達の体を撫でて長いこと見ることの無かったその瞳を見つめます。
片時も忘れることの無かったその瞳を。

そうしてあなたと友達は、共に虹の橋を渡るのです。

(作者不明)
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大切な家族であるペットを亡くした悲しみは辛いものです。
人もペットもいつか虹の橋を渡ります。
いつかまた会える!!
一緒に楽しく過ごせる日が来ることを信じさせてくれる素敵な唄ですね。

愛犬ハッピー(2021/12/29永眠)、半年経ち、やっと少しずつ振り返ることができ、
ふたつの詩をアップすることが出来ました。どちらも救われた気がする詩です。

ペットトスの悲しまれてる方の心に届きますように。

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